お茶の入れ方

お茶の入れ方
究極の高級玉露の楽しみ方  すすり茶編

伝統本玉露の中でも最高級のものを使用します。     
美しい器から落ちる玉露のしずくをいただくと、
これまでとは違うお茶の世界に出会えることでしょう。  


すすり茶用の茶器または、小ぶりの湯冷ましと、蓋付きの湯のみを用意します。 茶碗に最高級の玉露を4g(茶さじ一杯)
を山形になるように入れます。
体温ほどに冷ましたお湯20ccを、お茶の周りから静かに注ぎます。

二煎目は、冷ましたお湯20ccを山形に盛った茶葉の真上に注ぎます。
蓋をして2分ほどゆっくり待ちます。

二煎目も2分ほど待ちますが、その間に和菓子をいただくのも良いでしょう。
2分経ちいました。左手で茶碗を持ち、蓋を取らずに右手で少しずらします。 茶葉が出てこない様に、蓋で加減しながら茶碗を傾け、玉露のしずくがしみだしてきます。
お茶を食べる

玉露は柔らかい葉っぱなので、茶殻を食べる事ができます。飲んだ後、酢しょうゆ等をかけると、青菜の様に食べれます。
食べる事で、お茶の成分をそのまま採ることができます。
さあ、いただきましょう。こうして、玉露のしずくをたのしみます。

人差し指で蓋を押さえて、天を仰ぐ様にして、いただきます。少し口に含んで舌の上で転がしてみて下さい。玉露の甘味が口一杯に広がり、これまでと違うお茶の世界を体験できるでしょう。

三煎目は50℃位に冷ましたお湯を注ぎます。

お茶は嗜好品です。
基本ができたら、
好みの濃さや温度を探してみるのも、
楽しみのひとつです。