→もうすでに若いとはいってもらえぬ年になり、己の体について多少なりとも気を使うようになった。
比較的長期の取材旅行が多い。1週間で帰ってくると短かったなあと思う。
旅先では極力普段と同じ生活を心がける。無茶をすると確実に体調を崩す。若いときであれば一晩寝れば治った。しかし45の声を聞く頃から、寝ても抜けない疲労感が出始めた。
「原島のやまかい」は必ず旅行かばんに詰め込んで出かける。洗面道具を忘れても、そんなものはいまどきどこの国でも買える。たとえそこが極東ロシアの流刑地サハリンでもだ。
しかし、「原島のやまかい」は原島以外で買うことはできぬ。普段からがぶ飲みしている習慣を旅先で控えるつもりはまったくない。
好きなVittelに極めてよく合うところもよろしい。
国内取材はもちろん、海外取材にも「やまかい」は必ずもって行く。おかげでここ当分の間、花粉症と付き合うこともなかろうと高をくくっている。
おーい、原島君。そろそろ次を頼む。 |
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カメラ道具は重い。最低限でも12kg。いかに重くてもやまかい入りのVittel 500mlを手放すことはない。 |
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