子供たちが考えたことの記録 | ||
私にできること 矢部中 2年 原島 友里愛 | ||
私は、今ジュニアリーダーというボランティアグループにはいっています。 私がボランティアに入ろうと思ったのは、小学校3年生の時に、学校の行事としてあったキャンプに、ジュニアリーダーに入っている中学生が来ていたからです。 その時に、中学生が優しくアドバイスしてくれたり、わからないことがあったりすると、いろいろ教えてくれました。その時に、中学生にすごくあこがれて、中学校に入学したらジュニアリーダーに入ろうと思いました。 でも、実際にジュニアリーダーに入ってみると、自分が想像していたことと、少し違うところがあったのでビックリしました。私が想像していたジュニアリーダーの活動は、夏休みにあるキャンプで、小学生のいろいろな手伝いをしたり、村のゴミひろいをするくらいだと思っていました。 でも、ジュニアリーダーの一年間の活動計画を見た時には、村内のゴミ拾いなどの他にも、杣(そま)の里の遊歩道の清掃などがあったので、私は、ちょっとめんどうくさそうだなと思い、ジュニアリーダーに入ったことを少し後悔しました。 昨年の夏休み、[杣の里]の遊歩道清掃の時、とても暑くて、仕事がはかどらずに、ちょっと休けいしていると、 「暑いけどがんばって」とか、 「あともうちょっとで終わるからがんばろう」 と、二年生や三年生が励ましてくれました。 その時に声を掛けてくれた二、三年生を見て、自分たちもきついはずなのに人のことを気づかえるなんてすごいなと思いました。 秋にあった矢部祭りでは、生徒会で取り組んでいた、書き損じハガキ・文房具・赤い羽根の募金集めをしようということで、スタッフとして活動していました。 その時に、あまり集まらなかったりした時に、 「一緒にハガキと文房具を集めに行こう。声をかけると集まるから、募金もしてまわろう。」 と、三年生が声をかけてくれました。 思っていた以上に、村の方々が協力してくださり、予想していた以上にたくさん集まったので、みんなが歓声をあげました。 自分一人の小さな力でも、みんなで力を合わせることで、こんなにも大きな力になるし、喜んでもらえることもわかりました。 私たちが一生懸命集めた、ハガキや文房具や募金が、体が不自由で困っている人や、障害を持っている人や、学校へ行けない子供たちなどの役にたって、喜んでくれるといいなと思いました。 春休みには、ジュニアリーダーの一年間の活動の反省会が終わった後、村の中のゴミ拾いをしました。 私たちは、国道沿いに拾っていったけど、たくさんのゴミがおちていて、終わった頃には、ほとんどのゴミ袋がいっぱいになったのでビックリしました。 ゴミ拾いが終わった後、 「皆さんがゴミを拾ってくれたおかげで、村の中がとてもきれいになりました。ありがとうございます。」 と言われたので、こんな私でも、少しでも村の役に立てたので、とてもうれしくなりました。 一年間終わってみると、まだジュニアリーダーに入った時のように、めんどくさいとか思わなくなり、反対に、少しでも村や人の役に立ててよかったなと思うようになりました。 それで私は、今年もジュニアリーダーに入りました。 一年生もたくさん入ってきたので、わからない所は教えてあげたり、こうすればいいよ、とアドバイスもたくさんできるようになりたいです。 それに今年は、昨年、ジュニアリーダーに入っていなかった同級生も入ってきて、人数も増えたので、昨年ではできなかった取り組みもしていきたいです。 私はこれから、自分が今何を出来るかを考えて、行動していきたいと思います。 そしてこれからも、私のできる範囲のボランティアをして、村やいろんな人の役に立って、住みよい矢部村にしていきたいです。 |
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