2003 深山(みやま)の香り米の栽培風景
8月20日 香り米の花が咲きました。V(^0^)
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5月3日       種まき
じっちゃんばあちゃんが子供たちの手を借りて種まき。(猫の手よりましと言ってます)
私たちは、明日から始まるのお茶摘みの準備です。

(じっちゃん)苗箱の土入れ係り
(泰平)苗箱を機械にセットする係り
(春花)機械を動かす係り
(ばあちゃん)総監督及び調整係り


5月3日  直径1センチほどの穴に籾種を3〜5粒ほど、機械を使って入れていきます。種の数を微調整するのは、ばあちゃんの仕事。「他のもん(者)にはまかせられん。」みたいです。

5月3日 苗代

苗箱を田んぼの苗床に並べていきます。
苗箱の全体に水がしみ込むように平らに並べます。


5月3日 並べ終わるとその上から、新聞紙を張り合わせた物と穴のたくさんあいたビニールのシートを被せます。

1週間〜10日もすればシートを押し上げるように稲の苗が伸びてきます。


息子が苗代初体験。
写真なので様になったように見えてますが・・・・。


5月31日      田植え
台風4号が通るというのに田植えをすると言う父。天気図を見ながら「こりゃあたいしたことないな」といって強行・・・。確かに小雨程度で風も吹かずに無事終了。おかげで田植えの様子を撮影できませんでした。写真は、翌日の快晴の田んぼです。


5月31日 田植え機械を移動させるのが、とても危険な昔のままの棚田です。仕事をしない人にとっては「大変風情があってよろしい」とのことですが、仕事をしてるもんには、命がけになります。ほんとに・・・。

5月31日 モノクロにするとますます昔のままの風景ですね。
ちなみに田んぼの周りは石を一つ一つ積み上げた「石垣」です。
6月18日 雨の日ばかりが続き、稲もうなだれた様子です。
7月20日 低温・多雨傾向で、収穫できるかどうか本当に心配になってきました。葉先にも少し病気が出始めています。
8月20日 ほっ・・・。
ようやく稲の花が咲きました。

8月20日 晴れた日には30度を超える日が続くようになり、稲も元気になってきました。心配していた病気もどうにかこれなら心配いらないみたい。
8月20日 小学校の時、先生に「稲の花を見たことがあるか?」と質問され、そのとき初めて稲も花が咲くことを知りました。
8月20日 またこの頃、低温が続けば不作となります。
8月20日 稲の花
8月20日 稲の花
8月20日 葉先に朝露が光ります。
9月17日 稲の花の開花から約一ヶ月、
稲穂が頭を下げてきました。

冷夏の影響で、昨年より収量の減少は免れないようですが、どうにか実りの秋を迎えることができそうです。
9月23日 稲刈り。
秋分の日で学校もお休みなので、子供たちにも手伝ってくれました。
香り米の収穫は、普通の白米より10日ほど早く行います。

冷夏の影響で、ほとんど実っていない稲穂もあります。しかし、香り米の熟れた稲穂は、実が落ちやすくなりますので、稲刈り決行・・となりました。
香り米は、右の写真のように籾の先が赤く色づきます。