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山の大家族 4月   読売新聞(夕刊)連載1回目   2004/4/30


豊かな自然 あふれる笑顔

 熊本、大分県境に接する福岡県矢部村。標高550メートルの山の上、日出(ひいで)が私たち4世代9人家族の古里です。日々、濃さを増す山の緑、心を和ませる小鳥のさえずり・・・。この豊かな自然の中で、私たちはお茶、米などを作り、インターネットなどを通じて全国に通信販売しています。
 
「代々、何でこんな山の上に住み着いたのだろう。」子供のころ、疑問に思っていましたが、空が広く、日がよく当たり、作物が元気に育つということが経験を通してよくわかりました。

 不便なことも多い中、みんな健康で4人の子供も伸び伸びと育っています。まずは、家族の紹介から。
 私、政司はお茶を作っています。妻江里は農産物の販売、経理を担当。高校生になったばかりの長女はノンビリ屋。中学2年の二女は中学に入ったばかりの長男の面倒をよく見てくれます。そして、三女はピカピカの小学1年生。
 米とシイタケを作っている父は元気いっぱい。母は漬物、梅干、納豆作りなど山の幸の料理が得意です。
 ご覧の通りいつもみんな笑顔なのですが、三女はカメラを意識してちょっと緊張気味。もう一人、写っていませんが、祖母カズエがいます。

 これから一年間、自然の移ろいや私たちの暮らしぶりをお届けします。
                            (政)

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