八女津媛神社
2006/2/12
八女津媛神社 福岡県矢部村

 八女津媛神社までのアクセス

JR博多〜鹿児島線の羽犬塚で降り、駅前の「羽犬塚」バス停から堀川バスに乗り、矢部村の「石川内」までおよそ1時間30分。

 マイカーを使えば、九州高速道路八女インターから、国道442号線を東へ一時間。
 岩山に囲まれた日向神ダムを10分程で通り過ぎると、矢部村の一番大きな集落が見える。
一番大きな集落といっても、民家やいくつかの商店のほかには、国道の両側にJA、役場、学校がある程度。
 バスを降りると、大雨による洪水のため、近年架け替えられたばかりの橋の手前から左に折れ、約1km。八女津媛神社を守る氏子たちの住む、神ノ窟地区にたどり着く。
矢部村>神ノ窟(かみのいわや)集落から、ゆっくり歩いて20分ほど参道を上がる。

(参道を進むのではなく、上がると思っていただきたい。徒歩でいくのなら、スニーカーをお勧めする。)

車でなら3分ほどでご覧の鳥居が見えてきます。

創建は養老三年 (七一九)三月と言われていますので、千数百年の歴史が伝わる、「八女津媛神社」です。
八女津媛神社 鳥居
 720年(養老4年)に完成した、日本書紀の中には、八女の地名が書かれているそうです。

「猿大海(さるのおおあま)」が「山中に女神あり。
その名を八女津媛といい、常に山中におる」

 と景行天皇に答えたことが、八女の地名が起源となったそうです。

歴史に名を残す、八女津媛はここで何を見て、何をしていたのでしょうか?
八女津媛のその身を隠すように、建てられたのではないのかとも思えるほど、切り立った岩山の中に、ひっそりと神社が建っています。

 樹齢700年とも言われる「権現杉」やうっそうとした山の木々は、太陽からさえその姿を、隠そうとしているかのようです。
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参考資料「矢部村誌」