お茶の千代乃園の新茶情報
 2007
お茶の千代乃園の新茶、八女茶の産直 
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5月3日
世間ではゴーれでんウィーク後半の始まり。
お茶農家の辞書は、ゴールデンウィークの文字を黒く塗りつぶしている。
・・・・ところもあるかもしれない。
平坦地では、新茶の摘み取り最盛期のこの時期。

 我が家では、連休を利用して鹿児島から一月ぶりに帰ってきた長女を引き連れ、一番広い茶畑のある隣町に向かう。道の途中の日向神ダムの周囲に植えられた桜も、すっかりと様変わりし、新緑が輝く季節になった。

 春の栽培管理を終え、後は新芽の生育を待つばかりとなった。お茶摘みを直前に控え、お茶の樹の上に落ちている、広葉樹の枯れ葉や枯れ枝を拾いながら、それぞれの茶畑ごとに、お茶の生育を確かめ、摘み取り予定日を決める。
 茶摘みの時期が畑により、少しずつずれるように、標高差による気温差と、お茶の品種による早生種と晩生種を利用して、新芽の成長がずれるように栽培している。

お茶摘みの適期をずらすことで、少しでも良いお茶をより多く収穫することができる。、
 この冬は暖冬だったが、4月になって思いのほか気温の低い日が続いた。結局は平年より少し遅れて、お茶摘みが始まりそうだ。

 しかも摘み取りの早い畑が、低温のために成長が押さえられたような状況で、通常摘み取りの遅い畑では、反って平年通りに生育している。

 今年の茶摘は一極集中型で、気合を3倍くらい入れてかからないと、体が持たないかもしれない。
 
↓一芯二葉↓
右のお茶の芽の写真は、一芯二葉といって、頂点にある芽と二枚の葉までしか伸びていない。高級茶はこのように、お茶の芽が小さい状態で摘みとる。味が濃厚でまろやかなお茶に仕上がる。
↓一芯三葉から一芯四葉↓
左の写真は、上の写真よりもう少し成長したお茶の芽。
上級茶に仕上がる。
お徳用の番茶は、これからもっと成長して、お茶摘み終盤に摘みとったお茶となる。

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