平成24年7月13日から14日の福岡県の大雨について
平成24年7月15日 福岡管区気象台の発表↓
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/chosa/saigai/20120713-14_fukuoka.pdf
フェイスブックの書き込みより
7月13日

大雨に関する情報が次々と入ってくる中、皆さんにご心配いただきありがとうございました。
 災害にみまわれた多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。
 昨日の仕事が終わったのが午前1時だったのですが、もうすでに激しい雷雨で、なかなか降りやまずこのまま続けば・・・と嫌な予感でした。
このようなバケツをひっくり返したような雨が1時間以上続くと、必ず至る所で崖崩れが発生いたします。
その内疲れで眠りについたのですが、3時頃また雷雨が激しくなり、かみさんから「雷が怖いから...パソコンのコンセント抜いてきて!」起こされ泣く泣く起きて行ったのでした。
そのうち、雷鳴は少しずつ遠退いて行ったのですが、稲光は朝方まで続きました。
朝になり報道で近隣が大変なことになっていることを知り、只々びっくりするばかりでした。
 我が家から一時間圏内の日田市、菊池市などで、土砂崩れ、河川の氾濫、浸水、土石流などの報道をテレビで目にしました。大分、熊本の県境に近い矢部村も紙一重のところだったのだなと複雑な気持ちになります。
 今回も思い知りましたが、災害はどこで起きても不思議ではないと。
7月14日
朝5時30分位から物凄い雨で、八女地域、矢部川流域に避難勧告が発令されました。
家の横の小川は氾濫寸前で、岩が転がって流れゴトゴトいってます。
早く止んで欲しい!外には出れませんが、災害が起こってませんように・・・。
7月14日
昨日の夜からの雨量が600mmを超える所が出てきて、至る所で崖崩れが発生して完全に孤立状態。
道路は寸断され川状態で、おまけに停電。
農地もかなりの被害が出ています。
この勢いで流れていけば、矢部川の下流もかなりヤバいのでは!
まだ降り続いてます。皆さんご用心下さい。
7月14日(泰平FBより)
一応大丈夫なんですけど、道路は土砂が流れてきていて、車などは通らない状態です。田んぼや茶畑も何箇所かは土砂が入ってきていたり削れているところがありました。家は今停電中で発電機は回していますが、道路もまだ何も手を付けていない状態なので、停電がいつなおるかもわかりません。
もしかすると、少しの間連絡がつかなくなるかもしれません。
矢部にいる方、それから八女市周辺の方、くれぐれも気をつけて、大変ですがこの大雨をのりきりましょう(`_´)ゞ
7月15日
昨日とは打って変わって良い天気になりました。
至る所での崖崩れなどで孤立状態と停電が続いてりましたが、朝からの復旧作業で一部で通れるようになりました。
電気が来ないため頼りはこのスマホだけです。
道路、農地の復旧など道のりは遠いですが頑張るしかないですね。

7月15日
昨日早朝の大雨の被害で停電してから、ようやくほんの10分前に
ようやく電気が来てくれました。
それまでテレビも見れませんでしたので、周りの状況も良く解らずにおりましたが、どこもかなり酷いみたいです。
パソコンの電源も久しぶりに入れてみると、メールの対応など大変ですね。
まだまだ復旧作業は大変ですが、電気がついて家中が明るくなると元気も出ます。ありがたいことです。
7月16日
記憶に無いような豪雨から3日目、昨晩ようやく電気がついて、井戸水を汲み上げられるようなりました。ライフラインも遠回りをしながらでも通じるようになったと聞きます。これから道路、農地を元通りに復旧するには何年も掛かるでしょう。まだ我が家も含めて、地域全体の被害の全容は解りませんが想像を絶するものだと思います。
しかし、生きているならば何とか成りますので、粘り強くやるしかないのです。
被害を受けた皆さん、一致協力して頑張って参りましょう。
7月17日
電気が通じて、新聞が届いてようやく周りが見えてきました。矢部川の源流もライフラインがズタズタですが、流域の町や一番下流の柳川市まで大変なことになってました。矢部川流域のみなさん、一緒に復旧頑張りましょう!

7月17日
今日は久留米まで行かなければならない用事が出来ましたが、通常の道路は通れませんので迂回しながら、どのルートで何時間掛かるものやら(^_^;)豪雨後初めて外に出ます。
7月18日
大雨の後は台風。
青空と涼しい風が吹いています。
風も低いようで、低い雲は流れてますが高層の雲は動いてません。
悪夢のような豪雨後ですが、風が気持ち良いです。

山間地の農地では、梅雨時期になると空梅雨ではない限り、規模の大小はあるにせよ、毎年のようにこのような災害が起こる。棚田にしても野菜畑ににしても、茶畑、林野地、宅地にしても油断はできない。


それにしても今年の災害はあまりにも甚大である。農業を始めて以来最大の規模の災害である。

そんな山間地でも、これまでこの地に留まってきた。そして、これからもまだこの地で頑張り続けたいと思う。

「国」がこの地を見捨てず、ここに住むことができる間は、壊れた茶畑を修復してでも、この山でしかできない香り高いお茶をおいしい農産物を、喜んでくれる人がいる限り、作り続けたいと思う。


2009年の災害はこちらから
平成6年、20年、21年農林水産大臣賞 受賞茶園                     ■
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